どうも、斉藤です。
2017年4月に「てるくらぶ」という卓球クラブを大阪の北花田にオープンしました。
営業日は毎週月曜日、水曜日、木曜日で24時間営業です。
・個人レッスン
・卓球台レンタル
・一人で来ての練習場としての利用
の3つを軸に運営しています。
とまあこれだけ言うとなんか怪しい卓球クラブができたんじゃないかって思う方もいるかもしれませんが、安心してください。
この時期話題の、旅行会社「てるみくらぶ」とは全然関係ないので大丈夫です!変なことはしません笑
【知らない方への補足】 2017年3月27日に「てるみくらぶ」という旅行会社の破産が決定し、 多くの方に迷惑がかかった事件があったんですよ。 |
ただ「なんで24時間営業?」「なんで月、水、木だけ?」など疑問を持つ方がいると思うので、
「てるくらぶ」がどうやって生まれたかを最初から説明します。
やっぱり卓球が好きなんです
僕は、中学、高校、大学の途中まで卓球をしてきて、社会人になってからまた
卓球を始めました。(一応全国大会の経験はあります)
なぜまた社会人になってから卓球を始めたかというと、答えは単純です。
「好きだから」です。
これ以外の理由はないですね。
卓球をしていると、「卓球で何か仕事をしたい」と考えるようになるんですよね。
卓球をしている方なら一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか?
大好きな卓球でご飯が食べれるってめちゃくちゃいいじゃないですか。
でも普通の卓球場なんてどこにでもあるから、普通の卓球場を作ったところで通用しないと思っていました。
かといってとっておきの考えがあるわけでもないしで、どんなことから始めればいいのかが分かりませんでした。
そこで頭で考えているだけではいいアイデアも生まれないし、自信が持てないので
まずは日本の最南端と最北端である沖縄と北海道に行って、
・どんな卓球場、クラブチームがあるのか、
・卓球で仕事をしている人はどんな人なのか
・どんな人が卓球をしているのか、
・卓球のレベルはどうなのか
を実際に見て体験してきました!
なぜ沖縄、北海道なのかですが、何か物事を判断するときって端と端、最小と最大を選ぶことで見えてくるものが多いんです。
例えば、飲食店でメニューを見て何を食べるか迷ったら一番高いやつか、一番安いやつを頼めばそのお店の味が分かるっていうそんな原理です。
その原理を応用して最南端と最北端を選び行きました。
沖縄、北海道に行ってみて感じたこと
行ってみて感じたことを率直に言います。
2点あるのですが、
1点目は
「みんな卓球が大好き」だということです。
まあ当たり前っちゃ当たり前なのかもですが、他の地域に行かせてもらうと、
みんな卓球が好きということが、より感じれました。
みんな試合するのが好きで、「大阪から来た男」ということで、もの珍しかったんでしょうか、ずーっと試合を挑まれました。
めちゃくちゃ疲れたとしてもお構いなしです笑
ここまで卓球を好きでいられるってほんといいことだと思いました。
2点目は
強いクラブチームといえど
常に試行錯誤しており、これを実践すればうまくなるという答えはないのだということを感じました。
北海道の強豪クラブチームのコーチに面白い話を一つ聞かせてもらいました。
現代の子供は筋肉が低下しているため、普通に打ち方を教えても、その打ち方をすることがずっとできないでいたみたいなのです。
それに気がついたのは、毎日のように子供に打ち方を一緒になって体を使って教えても、その子供が一向にできないことが続いたときです。
あまりにできないので教え方以外に何か原因があるんじゃないかって、色々とネットで検索していると、
「現代の子供の筋肉の低下が深刻だ」みたいな記事を発見したらしいんです。
その記事の内容を見てみると、筋肉についてのことがずらーっと書いていたそうなんです。
そこで、その記事を書いている方(筋肉トレーニングの権威とも呼べる方だった)に会いに行き実際にその子供を診断してもらったらしいのです。
すると、その子供は日常生活で筋肉を使うことがほとんどないので、卓球に使うのに必要な筋肉がほとんど備わっていなかったそうです。
これは、その子供にだけに言えることではなく、現代の子供はほとんど当てはまるそうです。
原因は、
・テレビゲームの発達で外で遊ぶこと自体が減っている
・公園がなくなったり、外で遊ぶ場所が減っている
そのせいで、体を普段から動かすことがなくなり、筋肉がつきにくいというのです。
昔は外で「かけっこ」をしたり、「野球」や「サッカー」をしたりと体を動かすことが多かったと思うのですが、今の子供はそうではありません。
そんなことから、「日常からできるトレーニング方法」を筋肉トレーニングの権威とも呼べる方から教えてもらったそうです。
その子供は今では教えた打ち方ができるようになってきているみたいです。
こういうことも実際に行って聞かないと分からなかったことなので非常にありがたい情報です。
沖縄、北海道での経験を経て自分でもクラブチームを持ちたいと強く思うようになりました。
24時間営業の卓球場が欲しい
また、クラブチームを持ちたいということ以外にも思ったことがあります。
「24時間の卓球場」を開きたいって。
これは、普段よく僕を練習に誘ってくれる後輩のT口君を見ていて思ったことで、
沖縄、北海道に行ったことで確信に変わりました。
社会人になると、仕事の終わる時間が遅くなったりして
なかなか思ったように練習時間を確保できなかったりするじゃないですか?
T口君は卓球がしやすい環境の仕事を選んだはずなのに、実際のところ
あんまり卓球ができていないんですよね。
本人はもっと練習したいと思っているのですが
世の中の卓球場のほとんどが21時で閉まるため
仕事の終わり時間との兼ね合いにより、
時間の確保が難しく、思ったように練習ができていないんですよ。
ちなみにT口君は試合前とかだと
仕事終わって、22時まで練習できるところがあるから
そこに40分だけ練習しに行くみたいな。そんなこともしています。
でもこれってかなりの人にとってあるあるなんじゃないかな~って思ったんですよ。
だって今ってサラリーマンの方だと
残業とか多かったりでなかなか定時で帰れることってなかったり
するじゃないですか。
僕も社会人になってからよく思うんですよ。
そこで「24時間練習できる卓球場」があればみんなハッピーになるんじゃないかって
考えたんですよね。
なので、
僕が運営する卓球場では
・クラブチームとしての機能
・24時間練習できる卓球場としての機能
を持たせたいと考えました。
そこで誕生したのが「てるくらぶ」です!
名前の由来は、僕の名前からきています。
本名が斉藤 輝(さいとう あきら)と言います。
この”輝”という字は”てる”とも読めるんですよね。
なので、「あきらくらぶ」よりも、「てるくらぶ」の方がしっくりきたんで「てるくらぶ」に決めました。
しかも丁度その頃、冒頭でも触れましたが、「てるみくらぶ」が流行っていたので、
「どうせならあやかっちゃえ」みたいな感じです。
協力的な北花田卓球さんに感謝
まあ場所卓球場を運営するとなっても、当たり前の話ですが場所がないとできません。
なので実は、名前や、ある程度のコンセプトが決まる前に卓球場を探していました。
卓球場を開くとなると、
家にあるガレージを改造したり、テナントを借りてそこで運営するという方法があるのですが、
僕の場合はそこまでの予算がなかったので、既に運営している卓球場に問い合わせして相談してみることにしました。
その方法ですが、まずは、インターネットで「卓球場 大阪」で検索します。
すると、色々な大阪の卓球場が検索でヒットします。
その検索でヒットした大阪の卓球場のオーナーさんにアポイントを取り、直接お話をさせてもらうという戦法です。
僕の場合、住んでいるところが大阪の堺というところなので、堺の近くで運営している卓球場を探しました。
すると大阪府堺市の北花田にある「北花田卓球さん」がヒットしました。
「こんなところに卓球場なんてあるんだ」って感じだったのですが、早速アポイントを取らせていただきました。
アポイント当日、僕のやりたいことを話すと、「いいよ!協力するよ!」と言ってくれました。
「なんて心優しい方なんだ、一生ついていきます!」ぐらいに思いました。
ただ、ボランティアで貸してくれる訳ではもちろんなく賃料はもちろん、プラス条件として
「北花田卓球さんのコーチレッスンが入っていない日、営業時間外だったらいつでも貸してあげる」
ということでした。
その条件に当てはまる日が
月曜日、水曜日、木曜日だったのです。
その3日間については、自由に使わせてもらえるので、実質僕の卓球場となりました笑
だから、月曜日、水曜日、木曜日は24時間卓球ができるんです!
しかもこ~んなに綺麗で、設備も整っている卓球場です。
卓球台とマットは世界卓球仕様のもので、打ちやすいです。
冷暖房も完備しているし、更衣室もあるし、卓球に必要なものは全部揃ってるって感じです。
一つ惜しいのが、”シャワーがない”とうことぐらいですかね。
ただそれ以外は本当に充実しているので、僕としては大変満足しています。
きっと一度来ていただければ満足いただけると思います。
まだまだ認知度は低いのですが、頑張って皆さんに知ってもらえるように頑張りたいと思います。
これを読んで少しでもいいなって思ってくれたなら、SNSや友達に拡散してくれると嬉しいです。
斉藤についてもう少し知りたいという変わり者の方は、
「斉藤卓球物語」に、斉藤と卓球との出会いから話していますので見てみてください。