どうも!斉藤です。
てるくらぶにもちょくちょくと、個人レッスンに来てくれる方がいらっしゃるようになりました。
そこで今回は、生徒さん(Mさん)のお悩みを聞いていて、あるあるかなと思ったので
サーブについて話していきたいと思います。
Mさんは初めて体験レッスンで来てくれたときに、
「イップスになってもうてサーブがでないんよ~」と嘆かれてました。
「イップス??そんなことになるのか??」
と思いながら話を聞いていると、急にサーブが試合で入らなくなったそうです。
Mさんは毎週仕事や、家事の都合上、練習の日程がとれないので、
週末に試合だけには出られているそうです。
「ということはそもそも練習する日ってないやん」ってなりました。
試合だけで磨いていくタイプの方です。仕事や家の都合上仕方のないことだと思いますが、
練習をしたくてもできないというのはもったいないです。
そうゆう練習時間の確保に苦しんでいる方のお役に立てるのでつくづく24時間営業にしてよかったなって思います。
話を戻すと、
Mさんは毎週出ている試合で急にサーブが入らなくなってしまったから、どうやって直せばいいのかが分からないから相談されたかったそうです。
そんな時に「てるくらぶが24時間営業」しているとうことで、21:00に来ていただきました。
卓球をしている人は多かれ少なかれ、それぞれサーブを出すときの癖みたいなものがあると思います。
Mさんはその癖が体にしみついていて、中々サーブが安定していませんでした。
Mさんの癖がどんなものなのかというと、
・トスを上げる手の位置が体よりかなり前にあり、腕が伸びきっている状態
・そのため、トスが安定せず、自分の体に向かってくるような斜めトスになってしまっていました。
という大きくこの2点でした。
Mさんは「ボールが私に襲い掛かってくる」と言っていたので、上記2点が原因でした。
しかも「斜めトス」は反則なので、ダメですよみたいな笑
さて、原因が分かったのであとはこれを修正していきます。
まずは
・トスの手の位置を体の前にしてもらいました。
具体的には、肘を横っ腹あたりにつけるようにして手を前に出します。
・そして、そのままトスを真上に上げてもらいました。
この2点を意識して、サーブを出してもらいました。
すると、サーブが入るようになりました(まだバウンドは高いですが)
Mさんは「よっしゃー!入るようになったー」と喜んでくれました。
でも入るようになったはいいけど”バウンドが高い”んです。
これだと、サーブが入ったところで相手にバシっと攻撃されてしまいます。
なので次は、サーブを低くできるように特訓しました。
サーブを低くするコツとしては、
「打球するポイントをネットと同じ高さにする」これに尽きます。
現状のMさんの状態ですとサーブは入るようにはなったけど、高いサーブです。
その原因は打球するポイントがネットよりもはるかに高い位置だったからです。
急に「打球するポイントをネットの高さにしましょう」と言っても中々難しいので、「おへその位置で打球しましょう」と言いました。
※ただし、誰しもがおへその位置で打球すればいいというものではないので注意してください。
Mさんの場合はたまたまネットの高さとおへその位置が同じくらいの高さだったからです。
それで少し練習していると、回転はあまりかかってはいないですが、ある程度低い安定したサーブが出せるようになりました。
Mさんはこの感覚を忘れまいとひたすらサーブ練習を続けていました。
なんと、明日が試合だそうです。「えーーーーーーっ!!めっちゃギリギリですやん」って感じでびっくりしました笑
ただ、感覚はつかんでいただけたようで、何とか明日の試合はいけるかなって言ってくれました。
また来てくれるそうで、そのときに結果を聞くのが楽しみです♪
それでは今日はこのへんで。