どうも!斉藤です。
先日、甲南大学の練習にお邪魔させてもらいました。
今日はそんな甲南大学に行かせていただいて
「”強い選手”ってやっぱこうだよな」と思うことがあったので、そちらを話していきます。
とその前に、どういう理由で甲南大学にお邪魔させてもらえたかと言うと、実は僕、大学のOBなんです。笑
「斉藤卓球物語」でも書いたように、大学では”クソみたいな卓球生活”を過ごしていたのですが
その大学というのが甲南大学です。
学校がクソなのではないですよ。僕がクソだったんですよ笑
ただ、後輩たちの活躍を知らない訳ではなかったんです。
※2017年5月現在、関西学生リーグ1部校として頑張っておられます。
そこで後輩君に連絡を取り、練習に参加したいという旨を伝えると、OKを出してくれたんです。
「なんと僕は都合のいいやつだ」と自分でも思うぐらいなのですが、快くOKを出してくれた後輩君に感謝です。
「ありがとう!!後輩君!」
話を戻すと、
「強い選手ってやっぱこうだよな」と思うことについてですが、
今回改めて思ったことは大きく2つあります。
一つ目は、
「一つ一つの動きがめちゃくちゃ速い」ということです。
サーブを出してから、すぐに3球目を狙える体勢で構えていますし、ドライブ攻撃をした後も、すぐに次のボールに備えています。
そのため、何球でも連続で攻撃することができます。
卓球は相手よりも1球でも多くコートに返すことができれば得点になるスポーツです。
「相手コートに1球でも多くボールを返すためにはどうするのがいいか?」ということを問えば、
「いつでもきちんと返球できる状態を作ることが大事」ということになります。
そのためには、速く動いて次のボールに備える必要があります。
当たり前のことなのですが、この当たり前が中々できないんですよね。
ただ訓練するだけではダメで、やっぱり最初は意識しないとできないと思います。
「ラリーが終わるまでは常に次のボールに備えて素早く動く」
「何球打っても返ってこい!」
こういう気持ちを持つことが非常に大事だと感じました。
2つ目は
「積極的にスイングしていく」ということです。
簡単に言うと「入れるだけのボールを極力打たない」ということです。
特にレシーブを見るとよく思うのですが、入れるだけのレシーブというのはほとんどなく、
しっかりとツッツキでも小さく速くスイングしています。
また、ラリーになっても当てて返すだけということはあまりせず、できる限り自分のボールにして返していました。
相当反応が遅れてしまった、逆をつかれたということがない限りは
極力ラケットをスイングして、自分のボールにして返球する意識を持ちたいですね。
「自分のボールにして返す」というのは、小さいスイングでもいいから
当てるだけにならず、自分の力、回転をボールに加えて返すということです。
すぐすぐにできるようになる話ではないのですが、強くなればなるほど、甘いボールは通用しなくなるので、
「自分のボールにして返す」ということが必要になりますね。
以上。
いかがでしたか?
「当たり前のことやん」って思ったと思います笑
そうなんです。当たり前のことなんですが、この当たり前のことがめっちゃ大事なんです。
「速く動く」なんてこと分かっていてももなかなかできていなかったりすると思います。
まずは意識から代えてみましょう。
速く動くことが習慣化できれば、自分の一番打ちやすい体勢でボールを打てる確率が上がります。
特に初心者の方はきちんとした体勢で打たないとボールを入れるのが難しいのだから、
トップ選手以上にきちんとした体勢をすぐに作れるよう「速く動く」意識を持たないといけないですよね。
「くーーーーーーー」厳しい道だけど、頑張りましょう!
それでは今回はこれにて!
練習動画は下記から見れますので、ご参考に見てみてください。