どうも!
斉藤です!
今回は講座内で質問のメールをいただき、
これってけっこういろんな人に当てはまることなのでは!
と思ったので
そちらを取り上げさせていただきお話をしていきたいと思います。
個人情報などが漏れるわけではないので、
そのままコピペさせていただきますね。^^
Kさんからです。
=====ここから==============
卓球を始めて、早30年、何事も飽きっぽい私が、卓球だけは、練習する度に疑問が増え、毎回年に似合わず新鮮な気持ちです。
ラケットはペンホルダーでラバーは表です。自分では、前陣速攻と思っています。
そこで質問というか、悩みです、。
基本中の基本フォアー打ちですが
毎回定まりません??
長年書き留めた卓球日記などで反省してみたりするのですが
これっていう確信が持てません??
何人かの指導者の方々に見て頂いたりもしましたが、これだ??
という確信が持てないままです。
地域の試合にも、よく出たりもしていますが、その日の特にフォア打ちの調子で、満足する結果がなかなか出ません??
どうしたら、確信のある、フォームでフォア打ちが出来るのか、日々、悩んでいます。
自分では、ラケットの
振り方かな?と思っていますが
下半身にも問題があるとも言われています。
何か漠然とした質問ですみません
新しい技術もマスターしたいのですが、いつもこの悩みにぶつかってしまい、いきつ戻りつしている
毎日です??
そこで、斎藤先生、何年も確信がもてないフォームにこだわっている私は、変でしようか?
=======ここまで=============
結論から言うと、フォームにこだわること自体は悪くないと思います。
卓球をする目的にもよりますが、
やはりキレイなフォームで卓球をしている人ってやっぱり強かったりしますしね。
ただ、こだわりすぎはよくないのかなとも思います。
実際にどんなフォームで打たれているのか見たことがないので、
正直なところ、なんとも言えませんが。
もし致命傷になるぐらいのフォームで打たれている場合には
改善がもちろん必要になりますからね。
致命傷になるぐらいのフォームというのは
「明らかに入らない打ち方をされている」という場合です。
どういうことかというと、
例えばですが、
下回転のボールを打つときに、押してしまっているとかですね。
どうしても押し打ちには限界がありますし、特に下回転のボールを打つときは
押してしまうとネット直行する確率がグンと上がっちゃいます。
ただ長く続けられているということは形もある程度決まってきていると思いますし、
卓球日記にもきちんと記録され日々反省を行われているということですので、
致命傷になるぐらいのフォームというところまではいってないと思います。
↑
勝手に言ってます。おそらくで話しています。
ただ、やはり打ち方一つでボールの威力だったり、精度は変わります。
やはり一番成功確率の高いフォームで打てた方がいいですよね。
そこで意識してほしいことが
いくつかあるのですがそれを僕の経験談を元にお話しますね。
僕も実はフォームでめちゃくちゃ悩んだことがあります。
どんなときに悩んでいたかというと、
僕は中学時代フォアハンドがかなりの大振りで
「そんな大きく振ったら次打てへんやん。」ってぐらい大振りだったんです。
中学時代はそれでもある程度通用する部分があったのですが、
高校に上がってからはピッチが早い卓球になり、
大振りだととてもじゃないけど間に合わなくなってしまったことが
あったんです。
これは矯正しなきゃってなって、(当時は顧問の先生にスイングをもっとコンパクトにしろ!って言われて
気づいたんですけどね。)
フォーム矯正の日々が始まりました。
スイングが大きいと言われる人の共通点としては
「バックスイングがめっちゃ大きい」んですよね。
僕もそうでした。
矯正する方法としてはかなり原始的なんですけど、
卓球台をガッツリ、壁側まで寄せて大きくバックスイングをとったら後ろの壁に当たっちゃうみたいな
状態にして練習をしていました。
もう壁に当たりまくり当たりまくり笑
痛い痛いでほんと嫌だ~ってなったことはけっこうあります笑
でも結果的にそれがよかったんですよね。
スイングを嫌でもコンパクトにしないと打てないのである程度コンパクトになりました。
ただ、その時に気づいたことがありました。
スイングをコンパクトにできたのはもちろん卓球台を壁側まで後ろに下げて
練習していたからなのですが、
自分の中でどうすればこのバックスイングをとれない状況の中でスイングできるのか
ってのを考えたんですね。
色々と顧問の先生からもアドバイスをいただきました。
「バックスイングを小さく、フォロースルーを大きくすればいい」ということ。
分かっているけど、それが難しかったりしました。
それでどうすればスイングをコンパクトにできるかな~と
自分にしっくりする打ち方を色々と探していたんですね。
違う高校の上級生の方なのですが、試合を見る機会があったんですが
めちゃくちゃスイングがコンパクトなんですね。
そこにめちゃ目がいきました。
どんなスイングになっているのかをめちゃ見ましたね。
それを見ていて顧問の先生にもアドバイスをいただいて「背中で打つ」ということを
教えていただきました。
たぶん自分ができないことだから無性に目がそっちばかりに
いっちゃったんだなって思いますが。
そうなんです。
実はフォアハンドのスイングって手や、腕ばかりに意識がいきがちなんですけど、
背中が大事だったりします。
その背中を使うためには肘の使い方が大事なんです。
こいううふうに繋がっていきました。
大振りの人の共通点は「バックスイングがめちゃ大きい」
って言いましたけど、
バックスイングが大きい原因としては、
肘から先に意識がいって肘から先の前腕や手を使って
打とうと思っているからなんですね。
なので肘の伸び縮みで打ってしまうとある程度のボールは返せても
威力のあるボールには弱いし、自分で威力のあるボールを打ちたくても
力み打ちになりやすく、ボールが飛んでいってくれません。
それに気づけてから
背中、特に肘を意識してスイングをするようになりました。
肘からバックスイングをとることで肘から先がバックスイングのときに動かないので
多少はコンパクトにスイングができるようになったと思っています。
まだまだ僕自身も改善点は多いですが、
こんな具合に大きいスイングからコンパクトなスイングにフォームを改善できたことがあります。
そのおかげで多少なりと当時はピッチの早いボールにもついていけたり
自分自身も前陣でプレーすることができました。
もしかしたら、Kさんもスイングがちょっと大きいのかもしれませんね。
「ペンホルダーの表ソフトの前陣速攻型」ということでしたら、
特にコンパクトなスイングが求められると思いますしね。
参考になるかは分かりませんが少しでも
お役に立てればいいなって思います。
またまた皆さんからのご返信もお待ちしています!
ではでは今日はこの辺で~。
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