「卓球を始めたばかりで、ルールが知りたい…
「シングルスはわかるけど、ダブルスの経験がない…
このような、卓球初心者の方は多いです。
卓球のダブルスには、シングルスとは違った魅力があります。
ペアとのコンビネーションや、シングルスには無い緻密な戦術など。
難しい部分もありますが、そこが魅力であり醍醐味です。
今回の記事で知識を深めることで、自身のステップアップにつなげてください。
目次
卓球ダブルスと、シングルスとの違い
・パートナーとの連携
ダブルスは、狭い卓球台を2人で使い、1球ごとに交代して打たなければいけません。
よって、シングルスよりもミスがでやすいことが特徴です。
ミスを誘発させないためにも、連携が大切。
サーブ・レシーブからの展開や、ラリー中の動き方など。
あらゆる場面を想定して、コンビで練習する必要があります。
2人のコンビネーションが勝敗を分けます。
・緻密な戦術
ダブルスならではの、戦術を1つ紹介します。
相手ペアのミスを誘うような返球を繰り返すというものです。
ダブルスでは、「パートナーが障害となり上手く打てない!
ということがあります。
同じコースに連続して打球することで、狭い間隔でのプレーになります。
ペア同士が、障害物となり窮屈になるのです。
これを繰り返すことで、ミスを誘発。
シングルスには無い、戦術となります。
卓球ダブルスのルール
・サーブは対角に打つ!
サーブは、対角線になるようクロスに打ってください。
サーバー側コートの右反面にバウンドさせ、続いて、レシーバー側の右反面にバウンドさせます。
センターラインを目印にして、対角線を描くように打つことがルールです。
・ラリーは交互に!
ラリーは、ペアを組んだ2人が交互に打つことが基本です。
サーブを打ったA君は、一旦、卓球台から距離をとりましょう。
距離をとることで、ペアのB君が相手からの返球を返しやすくなります。
その後は、A君→B君→A君→B君…の順でラリーを続けてください。
・サーブとレシーブの相手が決まっている
レシーブをしていた選手が、次にサーブを出すことになります。
A君、B君ペアと、C君とD君ペアの試合だと以下のようになります。
A君が最初のサーブ、C君が最初のレシーブとなり後はローテーションです。
1 :Aがサーブ、Cがレシーブ
2 :Cがサーブ、Bがレシーブ
3 :Bがサーブ、Dがレシーブ
4 :Dがサーブ、Aがレシーブ
5 :Aがサーブ、Cがレシーブ
・チェンジコート
シングルスと同様、セットごとにチェンジコートを行います。
1セット目とは違い、サーブ・レシーブの「組み合わせ」を変えます。
レシーバー側は、ひとつ前のセットでサーバーのサーブを受けていた選手ではなく、もう1人の選手がレシーバーになります。
次の第3セットでは再びレシーバーが変わり、1セット目と同じ相手になります。
まとめ
ダブルスのルールや、シングルスとの違いについて解説してきました。
ダブルスには、シングルスには無い魅力があります。
個々の能力はそれほど高くないペアが、実力者同士のペアを打ち負かすことがあります。
コンビネーションを磨くこと。
戦略をたてることで、大番狂わせがあるのがダブルスです。
理解を深めることで、より卓球に打ち込むことができるのではないでしょうか。
他にもダブルスのルールに関する記事はこちらです。
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