どうも! 先日小学校で開催されたオープン講座にて、
”教授”として子供たちに紹介され、どんな顔していいか 分からなくなっていた斉藤です!
今回は、 よく卓球で耳にする
「力を抜け!」
「脱力しなさい!」
ということについて、お話をしたいと思います。
普段力を抜くことができなくて、
プレーが固くなってしまう方や、
力の入りすぎでよく注意される方 はぜひ見ていただきたい内容です。
自分自身の経験等を交えてお話させていただきますので、 少しでもプレーに活かしてもらると嬉しいです。
そもそも脱力というのは、 完全に体から力を抜くことではないんです。
だって、
完全に力を抜いた状態であれば立つこともできないし、 本当に何もできない、無の状態になります。
寝ている人を持ち上げるのってめっちゃ重たくないですか?
あれは完全に脱力できている状態で、完全に体を預けきっているから 重たく感じます。
なので、基本的に人間の体は力を入れているという感覚を実感できなくても、
自然に必要最低限の力が入っています。
この”必要最低限の力”が脱力の一番のポイントです。
必要最低限の力が入っている状態を目指すのですが、
頭で分かっていても、実行するのはけっこう難しいです。
頭では力を抜かないといけないと思っていても 実際集中して練習していると、
力がどんどん入ってきてしまいます。
なんで脱力が難しいのかな~と考えたときに、 表情が固いなって思います。
どちらかというと、表情が怖いっていうのが表現として合っているかもしれません。
何か集中しているときや、「一生懸命にしないと~」ってなっているときって、
すごい表情が固くなりませんか? 僕もよくあるんですよね。
それはどうゆうときかっていうと、 ここ1本欲しいって思うときだったり、
これはミスしてはいけない!って考えたしまうときって、
どうしても集中しないと いけないので、表情が固くなっちゃいます。
また、 日常生活で考えると分かりやすいかもですが、
怒っているときって、めちゃくちゃ力入りませんか?
怒ると表情って固くなりますよね。 というか怖い顔に単純になります。
そんなときはめちゃくちゃ体に力が入っています。
がむしゃらに怒っているときにリラックスして肩の力を抜いて~ っていうのは難しいです。
でも、 リラックスしているときってどうですか?
例えばお風呂の中につかって、「極楽極楽~」って なっている時を想像してほしいです。
その時の顔って、固い表情になってますかね? たぶんですけど、 仏のようなふにゃったとした、
全てを包み込んでくれるような表情をしていると思います。
それがリラックスできている状態です。
また、笑っているときって、力って入ってますか?
たぶんこれも力は入ってないと思います。
笑っているときって、 力が抜けた、隙だらけみたいな感じだと思います。
隙だらけっていう表現はちょっとやりすぎたかもしれませんが、
それぐらい力が抜けた状態を目指したいっていう意味です。
つまり 何が言いたいかと言うと、 脱力をするためには、表情を柔らかく、
穏やかな表情をするのがいいということです。
そして以前にも書いたのですが、 ラケットの重さを感じるということも大事です。
まだ読まれてない方は読んでみてください。
集中するのはもちろん大事だし、 ミスをしないように丁寧に確実にすることも大切です。
ただそのせいで表情が固くなってしまって力が入りすぎてしまっては入るボールも入らなくなります。
なので、
「集中して集中して~」ってやるのももちろん大事ですが、
表情を柔らかく、笑いながら練習したり、無理矢理でも笑顔を作って練習をするというのもいいと思います。
そうゆう意味では
ポーカーフェイスというのも、力の入らないための重要な考え方ですよね。
よくミスしたら、「あーーーー」「だめだーーー」 みたいな感じになって表情がいけない方向に進んでしまう方もいますが、
そうではなくて、笑顔笑顔、 常に笑っていられるような状態ってすごく大切なことです。
甲子園でピッチャーがピンチのときに 「笑っている」 ということがあったりしますが、
これは自分の気持ちを落ち着かせるため、平常心を保つため、
相手に余裕を与えないため、力を抜くための一つの技術です。
ぜひ試してみてください。
またてるくらぶでは毎月最終金曜日にてるナイトカップという
男女ごちゃまぜのシングルス戦を行っています。
次回は
2018年12月28日(金)21:00~
に開催します。
今年最後の一勝負としてよかったらどうぞ(^^)
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