どうも!

斉藤です。

前回は

僕がバック面のラバーを

ヴェガヨーロッパからファスタークG-1に変更した話をしました。

まだお読みでない方は下記リンクから
先にどうぞ!

中々ラバー変更しないやつがついにラバーを変えましたその理由とは

前回ベタ褒めしていたファスタークG-1ですが、いいことばかりではなかったんですよね。

今回はそんなファスタークG-1にラバー変更したことで
起こったちょっと困った点についてお話します。

まず、明らかにミスった~って感じたことは

ラケットが重たくなりすぎてしまったってことですね。

「めちゃくちゃ重て~~~」
「振れね~~~」

ってなりました。

ファスタークG-1ってけっこう重たいんです。

何グラムあるのかっていうのはこのときはさほど考えてはいませんでした。

 

しかし、
明らかに重さによってラケットが振れていないなって感じたんですね。

 

 

特に今回ファスタークG-1は、バック面に貼っているので

バック面が異常に重たいっていう現象になりました。

 

 

そうなると、フォアが全然振れないんですよね。

バック面が重たいとフォアの振り切りが甘くなるみたいで

 

 

きちんとインパクト出して強く打つことができず、

弱いボールになっちゃってたんです。

 

 

自分の打っている感覚としても、フォアがなんかちゃんと当たってない感じしてましたしね。

 

 

そんなとき用具に絶大なるこだわりを持つ後輩君がたまたま
遊びにきてくれました。

 

後輩君にラケットが重たくて悩んでるってことを相談すると、

「バック面が重たすぎですね。接着剤何使ってどう塗ったんですか?」

って聞かれました。

 

「え!?」

接着剤なんて、はがれにくさNo.1だと思ってるファインジップやん。

 

 

どう塗ったって言われても普通に塗ったつもりやけど、

ドバっとですぎたからそのまま塗ったよね。

 

「それが原因です」と後輩君。

 

 

どうやらファインジップは接着力がある分、

膜がたまりやすく、1回薄く塗るだけでもだいたい1グラムぐらい増えるらしいんですね。

 

 

それをかなりの量塗ったもんだから、
元々重たいファスタークG-1ですが、さらに重たくなっちゃったって訳みたいです。

 

しかもバック側が重たくなることでフォアの感覚がすごい変わり、
振りぬきにくくなるみたいです。

 

今まで僕自身、フォア面に中国ラバー、バック面に軟らかい系のラバーを貼っていたので、常にバック面よりもフォア面の方が
重たい状態でした。

 

※軟らかいラバーは基本的に軽いラバーが多い。
※中国ラバーは重たいラバーが多い。

これは僕の経験則から言っているのでもしかしたら違っている可能性もありますことご了承ください。

 

なので、

フォア面よりもバック面が重たくなるっていう現象に遭遇することがなかったんです。

 

 

だから
バック面のほうが重たくなることでフォアが打ちにくくなるってことを
知らなかったんです。

 

「そこでやらかした~!」ってなりました。

 

後輩君には当然ラバーを貼り直した方がいいって
言われましたよね。

フォア面、バック面の重さによって打ちやすさが変わるということは、

重さにはシビアにこだわっていかないといけないんだなってことに気づきました。

そこで、

重量計を近くのドン・キホーテで買ってきて、
ラバーを貼り替えました。

ファスタークG-1の重さが45グラム
キョウヒョウの重さが43グラム

でした。

「おいおいこの時点でファスタークの方が重たいやん。」

そら普通に貼ってもバック面のほが重たくなりますね笑

とりあえず、
ファスタークにはできるだけうすーく
ファインジップを塗りました。

 

塗った時点での重さは46グラムでした。

 

ってことは単純に考えて
キョウヒョウの重さを47グラム以上にしないと、フォア面のほうが重たくなりません。

 

どうやって、重さを調整するのか
というと、

今流行り?
もっと昔から流行っていたのかもしれませんが、「ファインジップの厚塗り」で

フォア面の重さを調整します!

 

ファインジップの厚塗りっていうのを初めて知った人のために
簡単に説明します。

ファインジップっていう接着剤を
一度塗って、乾いたらまた塗って、ということを繰り返してラバーに接着剤の層を作る塗り方のことです。

 

これをすることで、ラバーの食い込みが若干ですが
よくなるみたいです。

 

特にこのファインジップの厚塗りは中国ラバーのような硬いラバーには
けっこういいみたいですよ!

 

一回塗ったら
だいたい1グラムぐらい重量が増えました。

 

もともと43グラムのキョウヒョウだったので、

1回塗って、44グラム

2回塗って、45グラム

3回塗って、46グラム

4回塗って、47グラム

と合計4回塗りました。

これでラケットに貼り合わせると

めちゃめちゃいい感じのバランス重量になりました!

 

フォア面のほうが1グラム重たい分、

フォアの振り切りが前よりしやすくなりました。

 

接着剤の塗り方ひとつでこんなに変わるなんてほんとびっくりですよね。

 

フォアが振り抜きにくいな~と悩んでいる方もしかしたら

バック面がフォア面より重いというのも原因の一つとしてあるかもしれませんよ。

何かの参考になれば嬉しいです。

ではでは今日はこの辺で!

 

 

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